◆担当業務について一言
クロスやクッションフロア、絨毯とった化粧仕上材を担当しています。
主に洋間のお仕事が多いのですが、最近は和風回帰の風潮もあり、
紙クロスや木製ブラインドといった商品も扱うようになりました。
◆傷みを発見するためのワンポイント
クロスのつなぎ目がひらいてきていないかチェックしてみましょう。
クロスが破れる場合は、大抵つなぎ目から破れる事が多いからです。
クロスはほとんどの場合、910〜950mmの幅で製作されています。一箇所みつければ、
そこから、追っかけていけばわかると思います。
シミがある時は下地が湿気ていてカビが生えてくる時があります。
これは、クロス自体の痛みというより、内部結露や外壁からの雨水の浸入というケースが
考えられます。要注意ですね。
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なお、クロスやクッションフロアの傷みは、どちらかというと、その向こう側(壁の中や床下)
の傷みを反映している事が多々あります。たとえば、「浴室入口のクッションフロアがめくれてきた」
場合は、浴室の防水が切れて水が漏れ、クッションフロアの下地を腐らせている場合が多々あります。
気になるときは、施工した工務店さんに早めに相談しましょう。
◆自分でできる簡単な手入れの仕方
高所なので落ちたら大ケガをします。
落下の危険がない所であれば割れた瓦をガムテープで止めたりずれた瓦を少し突きあげると一時的には雨漏りを止められます。
◆費用のかからないおすすめ改修は?
換気を良くして湿気をなるべく含まない様にさせましょう。
表面的な汚れは薄めた洗剤でふきとると少しましになります。
「汚れ防止」のクロスを使っている場合は、アルコールでふき取れば、
クレヨンやマジックなどもきれいに落ちる場合があります。
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