京都でリフォーム詐欺にお悩みの方は古家改修ネットワークへ。適正な改修方法と改修価格をお伝えします。
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私たちの願い

■リフォーム詐欺にあわないためにはどうすればいいでしょうか

騙されつつあるかわいそうな奥さん  リフォーム詐欺に遭われた方の話によると、

・近くで仕事をしていますが
・通りかかったら気になって…
・水道局の方から点検にまわっています


など、言葉巧みに近づき、いかにもこのままほっておくと、 大変な事になるといって脅かされるそうです。

なぜ、そんな脅しにのってしまうのでしょう?

 昔は、どの町内にも工務店があり、近所の仕事はたいていその大工さんが 手配しました。近所の仕事だから手抜きはできません。もし、痛んでいたり したら、すぐに行って直したりしたものです。しかし、今は、恥ずかしいか らとか、大手の方が安心とかいう理由で、近所の工務店に仕事を依頼するこ とは少なくなりました。

 逆に近所の大工さんは、大手住宅メーカーの下請になり、遠い現場にいく ようになりました。住宅が職人さんの『作品』ではなく、車やテレビと同じ 『商品』になってしまったのです。ここに、リフォーム詐欺が横行する土壌 があります。

 わたしたちは、古家にお住まいの方が、自分で住まいの傷みを見分ける事 ができるように、簡単でわかりやすい点検方法をお伝えできればと思ってい ます。

■古家でも手入れさえすれば、まだまだ使えます

壊されつつある町家  日本では、建てられてからまだ2〜30年しか経っていないのに、どん どん家が潰され、建替えられています。

・資源を大切にしよう
・もったいないの精神で
・地球環境を守ろう


と、一方では言われているのに、なぜでしょう?

 みた目は古くても、昔の人が一所懸命に作った家…。早めに手入れし、 大切に使えばまだまだ住み続ける事ができるのです。
 昔の人々は、お住まいを大切に守ってきました。年末には大掃除をし、 畳を上げて風通しをし、痛んでいるところが見つかれば早めに修理して いました。
 また、瓦の差し直しや柱の油拭きなど、こまめに自分で手入れしたも のです。自分で手入れすれば愛着もわきますし、建築知識も身に付きま す。

 よく「私の家はボロ屋だから…」とおっしゃられるかたがいらっしゃ います。そんなことを言わないで、手入れをすることでできるだけお住 まいを大切にしていただきたいのです。

 わたしたちは、そうした手入れをするために必要な知識や技術を少し でも提供できればと思っています。

■長く住み続けられる適材適所の改修を

きれいになって喜ぶ町子ちゃん  京都には、戦前から残る古い町並みがまだまだ残っています。古いお 住まいは、

・お隣に延焼しないように火袋を
・漏水しても家が傷まないように便所は外へ
・地震のときの揺れを考えた柱の配置


を考慮して建てられています。
 それを、個室が欲しいからといって無理に柱の位置を変えたり、寒いか らといって風通しを考えずに床を貼ったりすると、お住まいが傷みやすく なります。

 単に安価だからといって、京町家の一室に既製品の建具を入れ、クロス 貼大壁の部屋をつくっても、長い目で見ると痛みが早くなるかもしれませ ん。お孫さんの代に、余分な費用がかからないようにしたいものです。

 荒壁(竹を編んだ塗壁下地)のお住まいは、やはり塗り壁で仕上げ、壁 の呼吸により調湿効果を発揮させたいものです。
また、通り庭に床を張る場合は、少々費用がかかっても汚水配管を入れ変 え、将来漏水しないように配慮したい。そして、その時、柱の足元が傷ん でいたら一緒に根継補強もしたいものです。

わたしたちは、お住まいを長持ちさせ、お子さん・お孫さんの代まで快適 に過ごせるような改修の仕方をご提案したいと思っています。

■NPO立上にあたって ――― 私たちの願い ―――

 京都には大変たくさんの数の古いお住まいが残っています。戦前から 建っている京町家もあれば、戦後、高度経済成長期に建てられた住宅も あります。
 こうした、古い傷んでそうな建物をターゲットにしたリフォーム詐欺 被害が後をたちません。しかもそのリフォームにより、家を直すどころ か余計に痛みを早めてしまう結果になることもあり、大変な問題を引き 起こしています。
 もし、一言相談いただいていたら、もっともっと安く直すことができ たのに・・・ もっともっとお住まいを長持ちさせる事ができたのに・ ・・ と思うことがたびたびありました。

 しかし、現在、地域のコミュニティが崩壊しつつあり、どこに相談し たらいいかわからず途方にくれている方も少なくありません。

 町子ちゃん  われわれは、設計・大工・塗装・左官・水道・・・といったさまざま な建築関連業者の智恵を集め、京都にお住まいの方が気軽に相談できる 窓口を設けたいと考えました。

 1人でも多くの方の相談にのり、適正な改修方法と適正な改修価格を お伝えする事で、リフォーム被害を最小限に留めるとともに、京都の街 並みを残していきたいと考えています。

古家改修ネット 〒615-0906 京都市右京区梅津高畝町52-2
TEL 075-882-8721 FAX 075-872-0223
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